写真におけるセンスとは?センスはどうやって鍛える?

こんにちは 、Kouです。

センスがいい写真とは一体なんなんだろう。
センスってどうやって鍛えたらいいんだろう。

写真を始めた当初、私が考えていた疑問です。こういった疑問をお持ちの方は結構多いのではないでしょうか。

今回は私がこれまでに考えてきた少し哲学チックな上の質問に関して、私なりの考えを書こうと思います。つまり写真におけるセンスとは何か。またセンスをどうやって鍛えたらいいのかについて書いていこうと思います。

センスとは何か?

センスという言葉の定義

まず一般的に使われる”センス”という言葉の定義はなんでしょうか。

“センス”:物事の微妙な感じをさとる働き・能力。感覚。

【広辞苑】

この通り、物事の微妙な感じを悟る能力のことを意味するようです。カメラにおいてのセンスとは、何を意味するのでしょうか。元の言葉の意味を考えると、何を撮るかということになりますね。

何を良いと感じ取ってシャッターを切るかということです。では写真として表面に出てくるセンスとはどういった部分なのでしょうか。

写真として現れるセンスとは?

ここで実際に僕が撮影したスナップ写真を例に一枚を撮るときの思考回路について分解してみます。次の写真を例にしてみます。

画像1

写真を撮るときの思考回路

この写真を撮ったときの思考回路を遡ってみると、以下のような流れになります。

①駐車場の白線の形が面白いなあ…
(何を撮るか)


②このギザギザの面白さをどう表現しようか
(どう撮ると面白いか)


③高めから望遠気味で平面的に撮ると面白そう
(頭の中から面白い撮り方を模索する)


④絞り気味で人をブラさずに止めるシャッタースピード
(適切にカメラを設定する)


⑤一枚の写真

簡単にすると、このような思考回路を通して撮影しています。このプロセスの中でセンスが問われる部分はどの部分かというと実は①の部分だけなのです。写真を撮ろうと思う最初の段階の部分です。

この部分しかセンスが問われないということになると、センスというものはそれ以降のプロセスには関係がないということになります。

つまり、センスと撮影することは別ものということです。ちなみにセンス以外の部分、②以降の部分については知識と技術と経験によって成り立っています。

知識と技術と経験

②以降は何の力が問われるのかというと、知識と技術と経験になります。より具体的に書くと例えば光の角度はどうだとか、構図はどうだとか、そういった部分になります。(詳しくは前回の記事に書いています。)

自分って写真が下手だなと思っている方、センスないな、と思っている方は多いかもしれません。

しかし実はそうではなくセンスはある。センスはあるが、そのセンスを上手く引き出すためにカメラを使いこなせていないことが1番の要因になります。

センスがいい写真を撮るには?

これまでのことを整理してみると、センスのいい写真を撮るには次のことが必要であると言えます。

  • 写真を撮ろうとする瞬間を見つけること
    (センス)
  • その瞬間を一番いい状態で残そうとすること
    (知識と技術と経験)
  • その瞬間に居合わせた時にカメラを持っていること

センスがないと思いこんでいる要因

このようにまとめてみると、自分がどの点が足りていないかがはっきりするかと思います。センスはカメラ技術に関わらず皆平等に持っているとすると、自分はセンスがないと思い込んでいる人の多くは知識・技術・経験の不足カメラを持ち出す機会の少なさがその要因を作り上げているのです。

言い換えると、知識・技術・経験を身につける」「カメラを毎日持ち歩くの2点を実行するだけで、自分のセンスを引き出すことができるようになっていきます。

では知識・技術・経験を身につけ、カメラを毎日持ち出したらセンスの良い写真が撮れるのか?というと、ほとんどの人は取れません。そうです、センスそのものを鍛えなければなりません

センスを鍛えるには?

センスとは何を撮るか

もう一度センスとは何かおさらいすると何を撮るかということです。何を撮ろうとするかを変えていくには新しいものを自分に取り入れる・もしくは新しいものを生み出す必要があります。

新しいものを自分に取り入れるというと具体的には他人の写真を見てインプットする、とか絵画や音楽など別のアートに触れてみるといったことが挙げられます。

新しいものを生み出す

写真史の中の巨匠を見てみると絵描きから写真を撮り始めた人や、音楽をやっていた人が多いです。よほどのアートの天才は閃きで新しいものを生み出します

天才でない限りは新しいものを生み出すのは至難の技ですが、新しい他人のアートを自分に落とし込んでいく行為を続けることで、新しいものが自然と生み出されていくようになると僕は考えています。これがスタイルや個性と呼ばれるものになります。

最後に

センスがないと悩んでいる初心者の方はまず毎日カメラを持ち歩くことから初めてみるのがファーストステップです。毎日持ち歩いて撮っているうちに、知識欲や上達欲が出てくれば、もう上達したも同然です。

ある程度の知識や技術がついてくると、写真は必ず成長しています。そこからさらに頭ひとつ抜きん出た、見たことのないような自分にしか撮れない写真を撮るには新しいアートに触れてセンスを磨き、撮り続けるしかないと思います。

センスがないのではなく、まだカメラを使いこなせていないだけです。それ以上を目指すには撮り続けるしかない。私自身もこれからたくさんのアートに触れてセンスを磨き、いつか自分にしか撮れないような写真が撮れたら良いなと願っています。

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