カメラを始めたけどSNSで見るような写真が撮れない! 写真歴1年で「爆速上達」した方法を紹介!

こんにちは、初めましてKou<@ko_ref>です。
カメラを買ったけど上手く撮れない。上手くなりたいけどどうしたらいいかわからない。こういった人は多いのではないでしょうか。
今回は写真歴1年の私なりのカメラ初心者向け上達方法を紹介していこうと思います。

写真が上手いとは?

そもそも上手い写真とはなんでしょうか。それぞれが「上手いなあ」と思う写真は違うわけですが、少なくとも初心者とそうでない人との写真には明確な差が存在しています。
どのような違いがあるのか

熟達者の特徴

知識量

まず、知識量とはカメラに関する知識のことです。いうまでもなく知識があればいい写真が撮れます。
例えば、「F値を小さくするとボケ量が多くなる」「ISOを上げるとノイズがのる」といったようなことが挙げられます。

カメラが上手い人が全てを理解しているとは言いませんが、ある程度の知識があればアマチュアカメラマンとして満足のいく写真が撮れるようになると思います。

技術

次に、技術とは撮影技術のことを言います。
例えば、「ストロボの使い方」や「構図の選択」などといったものが挙げられます。実際に撮影に出かけたときに10の技術を持つカメラマンと100の技術を持つカメラマンでは撮れる写真の幅がかなり違ってきます

ここでは、知識と技術を分けてお話ししましたが、技術を身につけるには実は知識は不可欠なことがわかるかと思います。具体的に初心者が身につけなければならない知識・技術については次の章でお話しします。

経験

最後にこれはいうまでもない、経験です。
1万枚撮ってからがカメラマン人生の始まり!と、言われていますがあながち間違いではありません。
やはり、数枚の初心者と1万枚以上撮っている初心者とでは、撮れる写真が全く違います。

爆速で上達するには??

前の章では写真が上達するのに必要な要素について紹介しました。
この章では、爆速で上達するにはまず何をすれば良いのかについてお話しします。

【知識】露出の三角形を理解する

まず、露出の三角形を理解することから始めましょう。
露出の三角形とは「絞り・シャッタースピード・ISO感度」の3つのバランスのことを指します。最近のカメラやスマホカメラでは自動でこの3つを設定してくれるので意識することはありません。実はこれらを適切に設定することで初めて写真が撮れるのです。
では露出の三角形を理解すると何ができるようになるか。

【技術】マニュアルで撮れるようになる

露出の三角形を理解するとマニュアルで撮れるようになります。
実はマニュアルで撮れるようになることこそ、爆速で上達するための必須条件です
マニュアルで撮れるようになると、写真で様々な表現ができるようになります。
シャッタースピードを自由に操ると、流し撮りや、

F値を操って前ボケを入れると、

このように自在に露出の三角形を操ることで、写真の中で自分の表現したものが表現できるようになります。
オートで撮っているうちはこれらのパラメータを意識することができず、写真のなかに自分が意図する表現を盛り込むことは難しいのです。

【知識・経験】上手い人の写真を真似する

マニュアルで撮れるようになったら次に何を撮るかが問題となってきます。自分が撮りたい写真のジャンルによってそれぞれ変わってはきますが、それぞれのジャンルのプロフェッショナルが撮っているものを真似てみるのが手っ取り早いです。

写真を決定する要素としては機材やロケーション、時間帯、天気、被写体、構図などがありますが、そのうちのほとんどは真似することが可能です。カメラ関係の雑誌等をみていると親切に使用機材や設定方法まで細かく記載してくれているものがありますし、YouTubeにもたくさんの解説動画がアップされています。
私のやり方を紹介すると、1日の撮影ごとにマスターする技術を決めて臨んでいました

例えば「縦構図しか撮らない」「50mm単焦点しか使わない」などなど。技術は一気に身につくものではなくて少しずつ身についていくものなので、一回の撮影ごとに上手い人の写真を参考にしつつ着々と頑張っていくのがおすすめです。
爆速上達と言いつつも案外地味ですみません笑。

【技術】編集してみる

カメラを買って撮ってみて最初に思うこと。
全然SNSや写真集でみる写真と違う!」そうです、撮っただけの写真は実はほとんどないということを知っておきましょう。特にSNSや写真集等で見かける写真はほとんどが編集を施されたものなのです。

ご覧の通り左が撮って出し、右が編集後の写真です。これは私の写真の中でもかなり過度な編集をしていますが、これくらい変わってくるのです。具体的に編集は、写真の判別・露出の調整・色味の調整・トリミング等を行います。初めはパラメータが多すぎて何をどう調整したらいいのかわからないと思います。編集もある程度知識がないとできないので、パラメータの意味を一つずつ理解しなければ上達しません

まとめ

脱初心者をするには、以下のことを最低限行いましょう!

  1. 露出の三角形の理解
  2. マニュアルで撮る
  3. 上手い人の真似をして撮る
  4. 編集してみる

初心者向け爆速上達術として紹介しましたが、実際のところ「勉強→実践→反省」の繰り返しと案外地味だと思います。
私の場合このプロセスでかなり力がつきました。上手く撮りたい!という向上心のある初心者の方はまずこれらを実践してみてはいかがでしょうか!
 
こんにちは、初めて記事を書かせていただきましたKou<@ko_ref>です。
普段京都・大阪を中心にストリートスナップやポートレートを撮影しているフォトグラファーです。これから初心者向けの記事やいろんなカメラに関することについてお話ししていきたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いします。

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