水族館での写真撮影が上手くなるために意識すべき5つのコツ

初めまして。 あき(@akira1027_photo)です。

水族館撮影がとても好きで、週2ほどで水族館に通っています。

SNSにて水族館の写真を綺麗に撮れないと連絡をいただくことが多いです。

今回は、私が水族館を撮影するにあたって意識してることや、ポイントを紹介します。

水族館写真での綺麗とは?

まず“どんな写真が綺麗なのか”これは皆それぞれ違うと思いますが、自分が綺麗だと思う写真の特徴4点をあげます。

  1. ブレていない
  2. 露出がアンダーすぎない
  3. ノイズが少ない
  4. 合焦している

今回はこの4点実現させる為に意識していることを書いていきます。

シャッタースピード

私のシャッタースピードの決め方は「被写体ブレ・手ブレが起こらないギリギリのスピード」です。

「水族館の撮り方」を検索すると、シャッタースピードは1/200以上で撮りましょう!みたいなのを見たことがあります。

しかし、本当にそうなのでしょうか?

動きが少ない被写体

例えば、チンアナゴの場合を考えてみましょう。この場合はSS1/200以上で撮らなければ、ブレるのでしょうか?

レンズの焦点距離によって変わりますが、50mmくらいのレンズであればシャッタースピードが「1/100」や「1/60」でも被写体ブレはしません。

動きの多い被写体

飛んでいるイルカなどは、「1/200」でもイルカ自体の動きを止めて撮影することが難しい場合が多いです。これを被写体ブレといいます。

この場合、シャッタースピードを「1/1000」,「1/1600」に出来るように ISO感度を上げたり、絞りを開けることで明るく撮影する設定を行いましょう。

自分の許容範囲(このくらいのブレ・ノイズなら許せるかなという設定)を見極めて撮影するのがいいです。

被写体ブレ・手ブレしないギリギリのシャッタースピードで撮影しましょう。

光源を利用する

夜のポートレートをストロボや定常光を使用せずに撮影したことある人は体感されたことがあるはずです。

夜撮影の場合、モデルさんを自販機の近くや街灯の光が当たるところに配置し、明るく撮影するように工夫しますよね。

水族館撮影も似たような感じです。光源を探し、配置して撮影を行います。

1つの水槽の中でも、光源付近とその他では明るさが全然違います。

同じ設定で撮影・現像したものが以下の1、2になります。

1.光源付近で撮影した写真

2.光源がないところで撮影した写真

同じ設定でも光の当たり方で大きく差が出ます。これはISOの決め方に重要な役割を果たします

シャッタースピードを決定したあと、光が当たらないところでISOを無駄に上げて撮影するよりは、光が当たるところで比較的ノイズの少ない写真を撮影すると良いです。

ガラス面と平行にレンズを構える

水族館に行くと、ガラス面に対して斜めに撮っている人を見かけることがあります。

水槽面を斜めに撮ると光の屈折により、ピント外れ・反射による映り込みのある写真が量産されます。

ある程度の映り込みはPhotoshopで消せばいいですし、そこまで気にしなくてもいいかもしれませんが、ピント外れは後から修正は難しいです。

被写体がカメラより低い位置に泳いでいるなら上から斜めに撮るのではなく、被写体の高さにカメラを合わせて撮るようにしましょう。

空間を切り撮る

上記の3つは被写体(魚)の撮り方ですが、水族館という空間の撮り方です。

1.くらげエリア全体の写真

2.くらげに寄った写真

これも“どう見せたいか”によって、設定を変えます

広角レンズを使用してくらげエリア全体を写す場合、くらげ1匹1匹のブレはあまり気にならないと思うのでSSは比較的遅く設定します。

くらげ自体を撮る場合は、上記の1.を基本に設定を組む感じです。

被写体にフォーカスし鮮明に写すのも楽しいですが、広角レンズを使って水族館の雰囲気が伝わる写真も素敵です。

周りを見る

正直言うと、これが1番大事です。

1つの水槽をずっと独り占めして撮ってるカメラマンが居たら他の人は嫌な気持ちになります。

水族館はカメラマンだけのものではなく、水族館に来るお客さんやスタッフさん皆が鑑賞したり、作業したりする場所です。

1つの水槽で長い時間撮るのであれば、他の人が来たら譲る、一声かけるなどの配慮が大事です。

使用機材について

水族館撮影について、基本的な考え方について書いてきましたが、水族館を撮影するのに、f3.5、f4以上の絞り値のレンズではどうしても難しい場面が多いです。

水族館撮影をする場合は、明るいレンズを買いましょう。

F1.8~f2.8くらいのレンズがあれば、暗所でも撮れる幅が広がるため、自由度が高まります。

暗い場所では絞りを開いて、F1.8やF2で撮影する。自然光の入る水族館はやや絞って、F4やF8などの解像度も求めた写真を撮ることも出来ます。

まとめ

  1. SSは被写体により異なる。
  2. ISOは光源を意識すれば無駄に上げなくていい。
  3. ガラス面と平行にレンズを構える。
  4. 空間と被写体を分けて撮る
  5. 周りを見る

ここまでで、おやっと気づいた方もいると思いますが、被写体・水槽のライティングで設定は被写体、環境により様々です。

どのような写真が撮りたくて、自分の機材で撮るにはどうしたらいいのか?どんな機材があれば求める写真が撮れるのか?をこの記事を通して考えられるようになれば幸いです。

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