美しい写真を撮るための被写体の選び方と視点

こんにちは。宵月 絃(@__yoii_to)です。

この記事では、私の好きな写真の被写体について、なぜこの被写体達を好きなのかを解説します。

特に、被写体を選ぶ理由と撮影の視点を共有したいと思います。

光と影

この二つは普段から意図せずとも作られ、自然に目に入るものの一つです。しかし片方がなければ、もう片方も存在しなくなる特別な関係だと感じます。

影があるから光を感じ、光があるから影を知れる。

好きな理由はこれです。また、見せたいものがはっきりと伝わり、光の向きで表情を変えてくれます。

自然光でも、室内の明かりでも、順光・斜光・逆光・半逆光によって雰囲気が変わってきます。

撮影する場所を選ぶ

外で撮る場合、木漏れ日を探したり、建物や標識の影、季節の植物や花の透け方やシルエットを観察するだけでも楽しくなってしまいます。

室内では、窓辺に置く時間帯や位置に気をつけたり、ライトや卓上の明かりのみで撮るのも気分転換になるので好きです。

木漏れ日が降り注ぐ

例として、木漏れ日が降り注ぐ下に咲いていた紫陽花に一目惚れしましたが、よく見ると、葉の表面に花の影が写っています

光が当たって透けている花にレンズを向けがちですが、光と影の両方を残したくて、この撮り方をしました。花だけを撮るよりも、光を目で見て、視覚的に捉え感じる事ができるので、お気に入りの一枚です。

夕暮時

夕暮れ時は多くのものが、シルエットに変わります。

空だけがグラデーションを変えるので、花を夕陽にあてると手の部分は影になり、花は透けるので光を集めたような写真になります。シンプルですが、空の色・手のシルエット・花の透けた色味が一枚に入り込みます。

光と影の関係性が日々新しい気づきを持ってきてくれるので、飽きる事なく好いています。季節によって、光の温度や、長さ、色が変わるので、同じものを撮ったとしても、季節感も一緒に写るように感じています。

透明と花

花だけを写すのも大好きですが、透明なモノの中に入れるのはもっと大好きです。

透明なものに光を当てると、水面のように揺ら揺らと光が反射し、その中に花を入れると花の影も映り込むところとか。光と影にも似ています。

ただ、透明なものを通して写すと印象が変わります。パッと見て綺麗なのも理由の一つですが、個人的には柔らかなフィルターがはいったような感覚になります。

時間帯によって印象を変える

時間帯で撮りたいものが変わる自分は、夜に花を撮ることも多いです。その時は部屋を暗くして、机の明かりだけで撮ります。

広告の商品を撮るような光の当て方ではなく、硝子の反射を添えると自分のより見せたいものを綺麗に伝えたいことや感情を詰めて写せるのでよく使います。

感覚人間なので、写真に写したいのは言葉にできない感情ばかりが転がっています。それが写せる事も好きなんです。

時間とともに閉じこめる

氷漬けにした桜の花びら、春が過ぎてしまう寂しさや記憶などから、時が止まってくれたらとか、幸せな気持ちだけ残せたらなど、感傷的な気持ちさえギュッと詰め込んで…という気持ちを残したくて凍らせました。

硝子とは違い氷は溶けてしまいますし、夕暮れ時にかざすと全てが透明なので光を通してとても綺麗でした。

試験管に入れる

花と試験管や、花と瓶や硝子の組み合わせもお気に入りの写真です。

それぞれのシルエットが浮かび上がりますし、ガラスの影も写るのでそこもまた可愛くて愛でてしまいます。

夕暮れ

空を撮るのが好きな理由は四季毎に、その日毎に変わる色と空模様を写す事ができるから。

雲のない日、ある日、前後の天候、見ている場所で受け取り方も見え方も変わります。

たった数十分で表情を刻々と変化する時間を写せるのがとても好きです。

組写真としてコラージュする

特に、海に映る夕暮れの色を撮り集められた日には、組写真にするのがお気に入りで、一枚一枚を並べると時間の流れを感じる事ができ、グラデーションも美しい。

空の雲も動きますし、色も変わり、海に映る空も鏡のようで、その場にいた人の流れでも一枚の写真の中に物語性が生まれます。

コラージュでお気に入りの一枚ですが、陽が落ちてすぐは海面がきらきらと反射しています。

時間が進むにつれて右側に向かって並べていますが、雲の移り変わりや、話しながら歩く二人のシルエット、海向こうの明かりといった流れで暮れていく時間を繋げることができました。

ストレートに月が好きなので、月が映っている写真が大好きです。

月と被写体の組み合わせ

月を撮る時の組み合わせは沢山あります。空・海・打ち上げ花火・雲・建物の隙間や街頭・建物や人物のシルエットと一緒に・鳥・飛行機雲など…です。

載せ出したらきりがないので数枚を選びましたが月と掛け合わせて撮るだけで何通りも撮れます。

月は時間や天気で変わる

月には満ち欠けもあるので、毎日撮るのもいいですし、三日月が好きならその日を絞って撮ったり、気軽に誰でも天候が良ければ撮れるので、散歩がてらゆるく見つけることが出来るのも好きな理由です。

また、月は朝方や昼過ぎからも見えるので、外で撮影するときは花越しに撮ったりもします。風景として撮るのもいいですが、手前にある花と一緒に撮ると、ボケとして使うこともできます。

紫陽花

四季には様々な種類の花が咲き誇りますが、紫陽花に関しては特に好いています。ここまで惚れ込んでいるのも不思議なくらいです。

感覚を言葉にするなら、紫陽花の表情が豊かな事が惹かれる理由なのかなと。

何を言ってるのかさっぱりと思われるかもしれません。ただ、紫陽花に限らず、花には表情があり、個性があるので、そこを見つけてあげる事も楽しみの一つになります。

紫陽花の表情を見る

紫陽花の群生している場所では、見えている表面の部分を主に自然と目で追うと思います。とても綺麗ですし、たくさん咲いていると圧巻です。

ですが、その時に、一度辺りを見回してみると綺麗に咲く中には花びらのかけているもの、二色または三色が混じっているもの。ツタが絡みついていたり、種類の違う紫陽花が混合していたり、日陰に俯いて咲いているものもあります。

天候による視点の変化

晴れの日や、雨の日、雨上がりの天候それぞれによって撮りたいイメージも変わります。

晴れの日は全体的だったり、木漏れ日の下や、反射してより綺麗な部分を。雨の日には質感はしっとりと仕上がりますし、傘越しに撮影する事や、水溜りがあれば水面に写る紫陽花を撮る事もできます。

雨上がりの紫陽花には水滴がついているので、とても綺麗です。雨が強く降った日には、花が散る事が滅多にない紫陽花の下にも、複数枚落ちている事もあります。こういったものは一緒に撮ると花にも物語性を感じやすくなり、よく探してしまいます。

一目惚れした時にはその場に留まり色々なアングルで見て撮りますし、帰る時にもう一度見たりします。一度見たからといっても、行きと帰り道では景色が違って見える事が多いからです。

日常と紫陽花

一般的な観光地も楽しくて好きなのですが、散歩をしながら街の中を探すのも好きです。フェンスや標識のそばに咲いているもの、花屋とは関係のない店頭に並べてあるもの、花壇の植え方も地域それぞれで変わります。

建物や階段、何かにもたれるように咲いているもの、電柱の側にあったり、観光地の景観に合うように道沿いに植えられているものも沢山あります。

紫陽花は撮るのも、飾るのも、水に浮かべて眺めたりドライフラワーにするのも楽しいので、おすすめの大好きなお花です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?私の好きな写真と被写体についてお話しました。

同じ被写体でも時間や天気、光、組み合わせによってたくさんの表情を見せてくれます。いつも撮っている写真にも応用してもらえると幸いです。

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宵月絃
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四季の記憶を綴るように好きを集めては写している花好きです。
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