いま100mmマクロが買いたくなる
こんにちは、大阪で舞台撮影をしていますはるき(@haruki284)です。
僕が約5年使い続けた経験から、マクロもよし、スナップもよし、ポートレートもよしの凄いレンズ「Canon EF100mm F2.8L macro IS USM」の魅力と実力について語らせていただきます。
Canonの100mmマクロレンズの魅力
そもそもCanonを使ってない方のために、まずは100mmマクロについて少し紹介していきます。より詳しいことは販売サイトに載っていますが、基本情報をまずは載せていきます。
2009年発売のCanon高性能レンズで手ブレ補正機能(ハイブリッドIS)と超音波モーター(USM)搭載しています。特に「ハイブリッドIS」という機能は、マクロ撮影時に手ブレの大きな原因となる「角度ブレ」と「シフトブレ」の両方を補正する画期的な機能です。
なので、従来のマクロレンズにはなかったピントの速さと素早く手持ちで撮影できる軽さ(重さも625g)を実現した素晴らしいレンズです。
そして、100mmマクロで撮った写真を見てください。
上の2枚の写真は、100mmマクロの撮って出しになります。(ボディはCanon EOS 6D MarkⅡを使用)
Canonならではの色乗りの良さが、このレンズではさらに引き立っています。特に暖色の出方がとても鮮やかなので、花とか料理とか、人の肌とかも美しいベースを作ってくれます。加えて、線が綺麗に写ります。
どんな撮影シーンでも光る100mmマクロの実力
「マクロレンズ=マクロ撮影」だけだと思っているそこのあなた。
実はこのレンズは、様々な撮影シーンで活躍できる素晴らしい魅力が次の3つがあります。
- マクロ撮影
- スナップ撮影
- ポートレート撮影
作例とともに100mmマクロの底力をぜひご覧ください。
本領発揮するマクロの世界
普段見えない世界を写すマクロ撮影。小さな花や生き物、水滴など、目では捉えられない世界を、このレンズは鮮やかに表現します。まさに100mmマクロの本領です。
これで自分の写真の幅が増えて、例えばSNSで投稿する組み写真のアクセントとして印象に残る写真の一端を担うのではないでしょうか。また、ブツ撮りでも大いにその性能を発揮してくれます。仕事でも趣味でも私たちに感動を与えてくれます。
主題を引き立たせる100mmスナップ
先日東京カメラ部10選に選出された写真家の1人も、このレンズを愛用しています。その影響もあって僕もスナップ写真を撮ってみました。
実際撮ってみると、陰影とか、道路のディティールとか、圧縮感とか。決してマクロだけではないマクロレンズの実力が詰まっています。主題によりフォーカスを当てて浮き立たせる100mmという画角がなせる技ですね。
「巻く玉ボケ」でポートレートにも大活躍
このレンズを使って衝撃を受けたのが上の写真です。
オールドレンズによく見られる背景がぐるぐると渦を巻く様なボケ感が100mmマクロでも体験することができます。
桜や木漏れ日、イルミネーションのような小さな玉ボケが集まる背景で、ぜひ使ってみてください。上の写真のように、撮って出しの段階ですでに完成形に近い色味です。Canonならではの肌の質感により磨きがかけられています。
記念撮影や仕事の撮影でも活躍してくれています。Canonで人を撮るなら、ぜひ添えておきたい1本です!
おわりに
100mmマクロの世界はいかがでしたか?
僕が初めて手にしたCanonの最高峰のレンズシリーズなので特に思い入れも強いレンズです。
舞台撮影のような動きのある状況でも、マクロと思えないほどピントが速く、またオートフォーカスも正確。これはさすがの一言です。
大好きなこのレンズが、1人でも多くの人に使ってもらえてたくさんの作例が生まれて、皆さんの写真表現の幅がもっともっと広がれば本当に嬉しいと、そう思いながら記事を書いております。
ぜひ手に取ってみて、その魅力と実力を実感してみてください。100mmマクロの世界へ、足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
それではまた。
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