【カメラ初心者向け】写真のジャンルについて知ろう!

こんにちは、フォトグラファーのりょんりょんです。


突然ですが、みなさんは日々どんな写真を撮っていますか?

モデルさんを撮っているという人もいれば、街中を歩いていて直感的にシャッターを切る人もいるでしょうし、何でも撮るのが好きだから雑多に色々と撮ってます!という人もいると思います。

今日は、みなさんが撮っているものは写真のジャンルで言えば何に当たるのか、写真のジャンルって一体何があるのかをまとめていきます。

自分の撮影している写真のジャンルが何かを理解するお手伝いができれば嬉しいです。

ジャンルの定義

ここでは、人物・街・自然といったように撮影する被写体が何かによって分類するものとします。

ジャンルによっては、より細分化されるものも。例えば人物を撮るジャンルでも、モデルさんを撮る撮影とブライダルで新郎新婦さんを撮る撮影では、視点や内容が少し異なってきます。

今回は、細分化された小ジャンルも含めて良く見られるものをピックアップしてご紹介していきます。

写真のジャンル

風景写真(ネイチャー)

桜が咲き誇る俯瞰写真や、一面が銀世界の写真、波や滝のように水の流れにフォーカスした写真をSNSで見ることがあるでしょう。そのような自然・気象が関わるものを風景写真といいます。

同じ場所でも、季節や時間帯によって魅せられる美しさが変わるのことも魅力です。

自然条件や動物の有無により撮影難易度が高いこともありますが、だからこそ撮影できたときの喜びはひとしおでしょう。

葉月 希緑さん(@ki6_hazuki)撮影。雪をかぶった山脈が夕焼けに照らされて幻想的な世界に見えますね。

景色を撮るときは広角レンズを使うことは多いですが、野生動物を被写体とするときは望遠で撮影することが多いです。

葉月 希緑さん撮影。野生動物は警戒心が強いので、望遠じゃないとなかなか撮ることが難しいですね。
こちらの天の川は15mmの広角レンズで撮影しました。大樹や周りの山の様子を入れるとどのような環境かも一緒に伝えることができますね。

天体でも、下の写真のように50mmのレンズを使って大樹を強調するような切り取り方をすることもあるので、「景色・天体は必ず広角で撮らなければいけない」ということではありません。

赤外線

最近SNSで見ることがありますね。赤外線という、太陽光に含まれる赤外線成分を利用して撮影する方法です。

IRフィルターと呼ばれる特殊なフィルターを使用し、チャンネルミキサー機能を使える画像編集ソフトで編集していきます。編集前だと写真全体がピンクがかっているのですが、丁寧に編集することで幻想的な1枚になるのが素晴らしいですね。

写真はyuuuiさん(@_a7r9)撮影。まるで天国に続くかのような世界観が生まれます。

編集の仕方によっては下の写真のように赤主体の世界になります。現実世界とは思えない景色ですね。

赤以外に青色のものもあるのでぜひ探して見てください。ちなみに編集テクニックがかなり必要だということです。興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

こちらもyuuuiさん撮影。街を囲む山々が赤く、非現実的な世界に見えます。

ポートレート

人物写真の代名詞ですね。いわゆるポートレートは、モデルさんにフォーカスを当てた撮影を呼ぶことが多いのではないでしょうか。モデルさん主催の撮影会や写真教室なんかも最近はありますね。

街中や自然、室内やスタジオライティング撮影など、様々なロケーションで撮影されます。

ちなみにこれはトイレの壁だったりします。壁と這うバラが綺麗だったので撮影しました。

モデルさんをどのように撮りたいかイメージを持って意思疎通をすることも大事です。

「首の角度もう少し傾けて」「遠くを眺めるように」というように、コミュニケーションを取ることも重要となってきます。ロケーションとモデルさんの表情、仕草がマッチしたときはたまらないですね。

寄って撮るのか引いて撮るのかによって見え方が大きく変わります。何を魅せたいかを考えて撮り方を模索してみましょう!

ブライダル

同じ人物を撮影するジャンルでも、ポートレートとはまた方向性が違うのが結婚式中の撮影です。

2人の幸せの表情や瞬間を記録するわけですが、式中は新郎新婦とコミュニケーションが取れません。そのため撮影場所やポジション、式の流れを理解しておくこと、露出やホワイトバランスを統一することなど気を付けるべき点が多いですね。

撮影チャンスを逃すとやり直しはきかないので常にシャッターチャンスを狙う必要があります。

衣装の知識も必要です。立ち方や衣装の整え方など、どのような形が綺麗に魅せられるかを判断する必要があります。

比較的、技術や知識が求められるジャンルではありますが、それだけに分かち合える感動も大きく、大きな感動を感じられます。

スポーツ

球場なんかでカメラマンが大きなレンズを使って撮影している姿を見たことがある人もいるでしょう。

野球であればホームランの瞬間、バスケットボールであれば活躍選手のシュートシーンなど、決定的瞬間を撮りまくるジャンルです。動きが早いスポーツも多いので、しっかりとカメラで追い続ける必要がありますね。

選手たちの表情やフォーム、真剣さそのものの気迫を写真で表現できるジャンルなので、その魅力に取り憑かれる人も多いんだとか・・・。

スナップ(ストリート、日常)

私がメインとしているジャンルでもあります。道路や商業施設など市街地の様々な場所で撮影するジャンルです。

もう二度とこんな瞬間訪れない!というような決定的瞬間を狙うもの、日常の景色を記録的に撮るもの、光と影を追って新しい視点を魅せるものなどスナップのスタイルも様々。

共通していることは、意図が介入したものではなく偶然の瞬間を撮影しているところです。

限られた季節、時間帯にしか入らない光の形もあります。冬には入りますが夏にはこの形になりません。

よく「スナップは何を撮ればいいかわからない」という話を聞くのですが、正解はありません。自分が日常の景色の中で「撮りたい」と思うものを撮れば、それはスナップになり得るのです。

子どもが遊んでいた場面を撮ってもスナップです。構図の気持ちよさ、日常的記録、光と影、何を撮ってもいいんです。

都市風景(シティスケープ)

都市自体を被写体として撮影するジャンルです。ビルやタワーの上から街を俯瞰した写真であったり、東京タワーなどの建造物を被写体として超望遠で切り抜いたり、建造物自体の構造の美しさを撮影したりします。

写真はアノさん(@ano_kt)撮影

シティスケープは特にポジションの選定が破壊力を生む要素です。かっちりハマった時に爆発的な力を持ちます。

特に東京や大阪など、街を象徴する建造物があると分かりやすいですね。まずは自分の住む街のシンボルとなるような建物を被写体に、撮り方を考えてみてはいかがでしょうか。

アノさん撮影。左のビルと右のスカイツリーの対比がいいですね。

物撮り(商品、料理)

商業写真や、お家で趣味で撮られている方も多いジャンルですね。

企業のアパレル物や食品などの製品を、魅力的になるようコーディネートして撮影します。写真を通じてストーリー性やコンセプトをもたせて魅力を創り出すこともあります。

写真はshimizu_nobu_さん(@buu_noo_)撮影

最近はSNSのおかげで、プロのフォトグラファーだけではなく一般層にも広がっていますね。ストロボを駆使してライティングを組み大きなカメラで撮る方もいれば、自然光とスマホで撮る方もいたりと、個々人のこだわりが見えるのもおもしろいです。

shimizu_nobu_さん撮影。めちゃくちゃ美味しそうですね。背景の紫陽花の色味と相まって落ち着いたおしゃれさを感じます。

自分がどのジャンルが好きか分かると写真がもっと楽しくなる

いかがでしたか?他にも、報道や私写真などまだまだジャンルがありますし、本記事に載せたものでもさらに細分化できるジャンルもあります。

自分が何を撮っていると楽しいのかに気付くと、そのジャンルの撮り方についてより理解しようと知識と技術を深めていきたくなるでしょう。

私自身、スナップを撮ることが楽しいと知ってからはスナップ撮影をしに出掛ける頻度が格段に増えましたし、スナップの写真集を買って見るようになりました。

最近ではSNSのおかげでたくさんの写真を見ることができます。みなさんも好きなジャンルを知り、自分が何を撮っていると楽しいかを追求してみてはいかがでしょうか。

それでは!

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