情緒と出会う -Black Mist No.1-

毎日機材が欲しくてたまらないKeng Chi Yang (けんちゃん)です。
新しい写りが欲しい、でもレンズって高い。。そんなあなたにオススメするのがBlack Mist No.1です。日常の光が美しく、情緒的な世界に変わります。

これはレンズの先につけるフィルターのひとつで、ソフトフィルターと言われる種類のものです。他のソフトフィルターよりもマイルドな効き方なので使いやすいと思います。装着もレンズの先に回して取り付けるだけなので簡単です。価格もお手頃で各サイズ¥1,500~¥3,000ほどで買えるのもポイントですね。
今回はこのBlack Mist No.1を付けた状態の撮って出しJpeg(リサイズのみ)を作例に解説していきいます。

機材は全てX100Fです。まずはフィルターの効果がわかりやすいものから見ていきましょう。

このフィルターはノスタルジーな柔らかい描写に変わり、強い光が当たる場所や逆光の箇所に優しい滲みが出ます。上の画像のハイライトを見ていただくとわかりやすいかと思います。少しシャドウが持ち上がるので、直射日光の強いお昼のコントラストが高い状況でも撮りやすくなります。この滲みは、少し露出オーバーにしたり、白や色の薄い場所に強く出るので、狙って出したい場合は試してみてください。

次はグラデーションです。

少し日が傾いてきた時間の、ブルーに薄っすらとイエローが射した空の色を絶妙にブレンドし、グラデーションもとてもなだらかになっています。夜の真っ赤なサイン灯と緑の蛍光灯の境目も柔らかくブレンドされ、SFに出てくるBARの入り口のような、現実離れした雰囲気になっています。少しの滲みが出る事で隣り合う光がブレンドされ、グラデーションが豊かに見えるのも効果の一つです。

次は花を見ていきましょう。

差し込む光に眩んだような滲み、今にも零れ落ちそうな花の儚さが強調されています。この二枚は同じ日陰ですが、光が射しているかどうかで表現やストーリーの持たせ方が変わってきます。光に敏感なフィルターだからこそ出来る使い分け易さがこのフィルターの良いところですね。

最後にポートレートです。

肌の質感も柔らかくなり、髪の毛も繊細な雰囲気がよく出てますね。2枚目のように逆光時の滲みと光の回り込みを利用して顔を明るく写すこともできるので、逆光写真でも顔を明るく写すことができます。夕日の順光は光がベタついて顔がのっぺりしやすいですが、フィルターをつければ3枚目のように緩和されます。逆光や様々な色を取り入れやすい夕暮れや日が落ちてからの時間帯は、光がドラマチックで相性がいいのでオススメです。

以上がBlack Mist No.1を使った作例と、状況の解説、使い方になります。

撮って出しでも情緒的で雰囲気のある写真が撮れるのがこのフィルターの良いところです。私はX100Fにつけっぱなしにしていて、他に所有している各レンズ用にも買っているぐらい好きです。柔らかい描写にはなっていますが、解像度が極端に低くなるわけでもないので、コントラストを高めで明瞭度をあげても面白い雰囲気になります。現像をしても今までとはかなり違う雰囲気になるかと思います。

いかがでしたでしょうか。簡単に、安く、新しい雰囲気に挑戦できるBlack Mist No.1を是非みなさんも使ってみてください。

以上、Keng Chi Yang (けんちゃん) でした。

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撮ってデザインをして教える仕事をしています / Kenta Yanaga / DopeZine運営 / Fine Art Portrait & Snap Shoot / FUJIFILM
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