クリエイターの思考回路はどうなっている??実際に書き出してみた!

今日は作品を作るのに困ってる方用の記事です。
「色々撮りすぎてネタがない」「みんなと違うもの撮りたいけど思い付かない」なんて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
また自分だけの作風を作ってみたい!と思っている方多いのではないでしょうか。
そんな方に向けて私が実際に作品を作る上で実践している方法がいくつかあるのですが、その中で一番わかりやすい「ブレスト」について解説いたします。
目次
ブレストってなに?
ブレストとはブレインストーミングまたはBS法といわれるものです。本来は複数人の会議の案だしなんかで使われる方法です。
案だしというくらいなので作品作りにも応用できるんです!詳しくBS法について知りたい方はネットで検索してみてください。
これを使った作品の作り方を簡単に説明します。手順は以下の通りです。
- 使いたいアイテム・服・モデルを1つ書きます(議題)
- ここからはひたすらに連想ゲームです。議題から連想するものをひたすら書いていってください。ネットで調べてもいいですし、人に聞いてもいいです。とにかく量が大事です。
- 出てきた連想ワードからさらに広げられるなら広げてみてください
- 出てきたワードの中から連想するもので作品を作ると説得力のある作品に仕上がります!
※ 変わった作品を作りたい人はそのなかでパワーのある言葉と一番繋がらない言葉で連想ゲームをしてどうにか繋げてみましょう。そこで作品を作れば尖った作品が作れます。
実際の作品でブレストを再現してみます
文章だけではわかりにくいと思うので、僕の撮った写真(下)をもとに解説していきたいと思います。

1、 使いたいアイテム・服・モデルを1つ書きます(議題)
この作品のアイディア思いついたときはTwitterにすごい通知が来てて怖いなーとか思ってたんですよね。
なので題材を「SNS」で作ってみようと思って考え出しました。
2、 ここからはひたすらに連想ゲームです。議題から連想するものをひたすら書いていってください。
「SNS」・・・広告、みんなが見れる、フォロワー、認知度、スマホ、形がない、Twitter、発信、警察
3、 出てきた連想ワードからさらに広げられるなら広げてみてください
「認知度」・・・喜び、悪い?よい?、やっかみ、承認
「みんな見れる」・・つながり、不特定多数
「警察」・・・監視→目、身動きが取れない、逮捕
実際に2、3を僕が行った時のノートを貼っておきます。

4、 出てきたワードの中から連想するもので作品を作ると説得力のある作品に仕上がります!
つなげ方は人それぞれですがこの時の僕は赤丸がついている以下のワードをチョイスしました。これをつなげて作品を作りました。
- 「認知度っていいこと?悪いこと?」
- 「目」
- 「監視されている」
- 「身動きが取れない」
- 「つながり」
- 「不特定多数」
ワードをチョイスしたら本来のテーマ設定を行います。
今回は以下のような形で作品を作ろうと決めました。
メインテーマ:「SNS」
サブテーマ :「認知度ってうれしいけど監視されているようで息が詰まるときもあるよね。いいのか悪いのかわからん」
5、最後にその後の僕の動き
4、でチョイスしたワードを基に、写真の要素を構成してきます。
身動きが取れない
窮屈なようなポージング(行動が制限されているイメージ)
監視されている
見られているイメージを筆文字の「め」で表現
目
悪い目もいい目もあるだろうから黒と白の「め」を書きました。
認知度っていいこと?悪いこと?
「め」の量の多さで認知度の高さを表現
つながり、不特定多数
SNSでは監視してる人同士もつながっている可能性もあるので「め」同士もつなげて書く。
そして完成したのが以下の作品です。

オリジナルの作風の作り方って?
最後にオリジナルの作風の作り方です。オリジナルの作風を持っている人って何かしら縛りが付いてませんか?
漫画でもある一定の条件でしか発動しない技は強力な必殺技になります笑。作風も似たようなところがあります。
勘のいい人ならもう気付いているかもしれませんが、もし前述した「ブレスト」のメインテーマを自分の一番詳しいもの、好きなものに置いたら・・・・
ブレストで出せる量は相当多いのではないでしょうか??
そしたら1つのメインテーマでつなぎ方を変えればいくらでも作品ができると思いませんか?
そう!意外に簡単なんです笑ぜひあなたも好きなもので!オリジナルの作風を作ってみてください!
それではまた。

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