被写体力UPに繋がる!~カメラマンの系統別攻略法~

こんにちは。原田です。
本記事では、被写体、モデルからたまに相談される内容についてまとめたいと思います。
「被写体力上げたいけどカメラマンによって違いすぎる!!!」「だから結局何していいかわからない」
こういう悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今日は僕がわかる限りの範囲で系統分けして分析してみました。
目次
被写体力とは?

話をするうえでまずは被写体力の定義付けをする必要があります。
皆さんが思い浮かべる「被写体力」って色々あると思います。
- ポージングのパターンが多い
- 自分のかわいい角度を知っている
- カメラマンの思ってることをすぐ理解できる
今回はカメラマンの撮りたいものを理解し、それに合った立ち居振る舞いができるこれを被写体力と定義して話を進めます。
カメラマンタイプ

今まで私があったことのある人たちを分類するとざっくり6タイプに分類されます。
- 女の子と喋れれば写真の出来は気にしない「悪役王子タイプ」
- 女の子をきれいに撮って女の子に喜ばれたい「牧師タイプ」
- とにかく機材が好きで機材を自慢したい「学者タイプ」
- 写真の技術アップすることに注力してビジュアルに特化したい「騎士タイプ」
- 写真に物語性を求める「語り部タイプ」
- ファッションが撮りたい「防具屋タイプ」
次の章からそれぞれのタイプについて解説していきます。
「悪役王子タイプ」・・・女の子と喋れれば写真の出来は気にしない

対処法:関わらないこと!
せっかくなので見分け方を紹介します。
SNSに自分が撮影した写真がない・同じモデルさんを撮った形跡がない・モデルさん側のアカウントで写真がUPされていない。この辺を見ればいいかと思います。
Twitterだったらその人のIDで検索をかけて被写体アカウントからの投稿が極端に少ないかどうか確認しましょう。
「牧師タイプ」・・・女の子をきれいに撮って女の子に喜ばれたい

このタイプも簡単です。自分の好きにすればOKです。
自分の着たい服・行きたい場所を提案して、自撮りの要領で盛れるポージングを作ればいいです。自分のセルフプロデュースだと思ってやってみてください。
可愛く見せられるように、白い壁の近くで撮ったり、おいしいもの食べて、笑顔を作ってあげてください。
多分これが一番喜ばれます。気になったお店とかあったら入るのもありです。
「学者タイプ」・・・とにかく機材が好きで機材を自慢したい

悪い人ではないですが、こっちが興味なくてもひたすら呪文(機材の名前)を話します。
悪い人ではないですがあんまりおもしろくないタイプですね。
ここは攻略法はないです。嵐が過ぎるのを待ってください。
「騎士タイプ」・・・写真の技術アップすることに注力してビジュアルに特化したい

ビジュアルの面白さ・新しい技術を追い求めているタイプですのであまり被写体さんのことを考えていないケースが多いです。
しばしば、無理させていることに気づかないことも多いです。写真はきれいですが自分の体調やきつい時ははっきり伝えるとよいです。
機材の調整やライトの位置とかに時間を多く使うので調整中は寒かったら羽織を羽織るとか。気を緩めてて大丈夫です。
撮影が始まったら一度どういう風に撮れているか・どこまで写っているかを確認して動いていい範囲を見極めてください。
あまり場所を動かず、顔の方向とかも変えないで、細かい微調整をするようにポージングを変えてください。
※限度はあるのである程度同じポージング撮ったら次に変えてください。
特に顔の向きはきれいに取れる方向が決まっていることが多いのでカメラマンさんにどっち向いたらいいか聞いてあげてください。
ポーズも派手目なポージングが好まれる傾向にあるので自分が思っているより大げさにポージングするとよいです。
「語り部タイプ」・・・写真に物語性を求める「語り部タイプ」

このタイプは写真の中にストーリーや自分の意見主張を込めたメッセージ性のある写真を好みます。
一番被写体さんがポージングに困るタイプです。このタイプは演技力と理解力が求められます。
撮影までに、今回のストーリーや言いたいことをカメラマンに確認したうえで、自分だったらそれについてどう思うか深堀して考えておくとよいです。
出来ればカメラマンにこの方向で会っているか等確認できると120点です。そのうえでそのテーマで自分が写った時にどういう動きをするのかリアルに思い描いてください。
同じようなテーマの映画や小説にはどんなものがあるか探し、見てみるとイメージがわきやすいかもしれません。
撮影時もカメラを気にするよりもそのテーマに沿って演技をしている感覚で動いてあげるとよいです。
「防具屋タイプ」・・・ファッションが撮りたい「防具屋タイプ」

このタイプには本物と「悪役王子タイプ」「牧師タイプ」が一定数混ざっているので見極めてください。
本物に関して言えば、モデルさんは服を着ているマネキンです。服以上に目立つことをしないのが正解です。服より顔に目が行ったら失敗です。
着ていく服のどこがかわいいポイントなのか考えたり、着ていく服と同じシルエットの服のパターンを探してそのポージングパターンを練習しておくといいです。
完全にタイプ分けは出来ない
大きく6つに分類分けましたがどのカメラマンも1つのタイプに絞られているというわけではありません。
「悪役王子タイプ」・・10%
「牧師タイプ」・・・・5%
「学者タイプ」・・・・15%
「騎士タイプ」・・・・50%
「語り部タイプ」・・・10%
「防具屋タイプ」・・・10%
上記のような比率の割合になってます。
撮影ごとに変わることも多いと思うのでこの撮影の時はここ多めだな!みたいに考えてもらえるとよいかと思います。

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