怒りっぽいやつのほうが写真はうまくなると思う

こんにちは。原田です。
本記事では、芸術って一体何か?怒りっぽいやつのほうが写真は上手いのでは?という話をお伝えします。
芸術の成り立ちについて考えてみた
芸術にはダンス・写真・絵とかとか様々です。
その発祥って何だろうと考えてました。少し時代はさかのぼりますが王様に逆らうと処刑されていた時代の人々は言動や行動に自由がありませんでした。
言っているのを見つかったら殺されるのに表立って悪口なんか言えませんよね。
そんな時代に自分の意見やフラストレーションをオブラートに包んで発表するためのものを作りたい!!!
これが芸術になったのではないかと推測されます。
芸術とはなにか?

前の章でほぼ答えを言ってしまいましたが、自分の意見・スタンス・疑問などを五感で感じられるようにしたもの。これに尽きると思います。
映画でも様々なキャラが出てきて、面白い物語が進みますが、結局言いたいことは「友情」だったり、「青春のすばらしさ」とかクリティカルなテーマがあります。
曲もそうですよね。「恋愛のつらさ」とかが多いですかね?
それを伝えるにはどうやったらいいか?
考え抜いて、象徴を置き、無駄なものは削り、個性的なアイテムを盛り込む。
そこまで考えて、自分の言いたいことを熟成させた結晶だからこそ!みんな感動すると思うんですよね。
怒りっぽいやつのほうが写真はうまくなると思う

前章で話した話が正しいと仮定します。そしたら怒りっぽい人って最強です。
なんたって常に「不満」っていう意見が沸いてるわけです。ネタに困りませんよね。苛立ったものに対してちょっとオブラートに包んであげて作品化してしまえばいいのですから。
その人の苛立ったものに共感する人たちも絶対いて、そうした人たちはあなたの作った芸術(意見)のファンになります。
作品は作れるし、怒りもおさまるし、最高です。
色味は作風ではない

作風=色味という話をよく聞きます。
たまにパクられた!って、さも自分が初めてやったかのように騒ぐ人もいます。
仮に前述した内容が芸術だとしたらこれは間違いになります。有名な芸術家の中には一貫して同じテーマで作品を作っている方が数多くいます。
そういう方々は自分の意見を伝えるために、伝えやすくするために、色味を統一して読みやすくします。
表面だけ見れば「この人はこういう色味の作風なんだなー」ってなりますが、実際はビジュアルの面白さではない何かを感じてほしいからそこに変化をつけないのです。
よく「プロのくせにオンストロボでしか撮れないのかよ」とかいう人がいます。僕も昔は同じこと言っていました。
しかし考えてみてください。普段仕事で何十灯ものストロボを扱っている人がわざわざ一番簡単な撮り方を選んでるわけです。
それは技術ではない何かを伝えたいから、技術に目がいかないようにあえて簡素化させているのではないでしょうか。
すごい偉そうに書いてしまいましたがこれで少し写真を見るのが楽しくなってくれれば幸いです。
インスタント思考

情報がキャパオーバーするくらい流れている時代の中で、どうしてもじっくり見ることが難しくなってます。
出来るだけ手間暇かかってやるより、すぐに楽しくできるものを選びがちです。1冊の写真集を何度も読み返したりすることも少ないと思います。
そういう時代だからこそ、ゆっくり時間をかけてみるってのも贅沢でいいかもしれません。

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