35mm換算って何?センサーサイズについて知ろう!

カメラやレンズを買うためにカタログなどを見ていると、見慣れない用語ばかりで何を基準に選べばいいのか分からなくなってしまいますよね。

なので今回の記事では、カメラを使う上で必ず知っておきたい「35mm換算」「センサーサイズ」という言葉について解説していきます。

センサーサイズって何?

まずカメラには、光を当てて画像を作り出すためのイメージセンサーという部品が内蔵されています。そのイメージセンサーの大きさのことをセンサーサイズと呼びます。

イメージセンサーには様々な種類や大きさがあり、現在デジタルカメラで使用されているのは以下の通りです。中判が最も大きく、順に小さくなっていきます。

  • 中判
  • 35mm(フルサイズ)
  • APS-C
  • マイクロフォーサーズ
  • 1インチセンサー
  • 1/2.3型

一眼やミラーレスで一般的に使われているのは35mm〜マイクロフォーサーズまでです。

撮影スタイルにより、センサーが大きいカメラを使うことのメリット・デメリットは大なり小なりありますが、基本的にはノイズが少ない綺麗な写真が撮りやすくなります。

他にもセンサーの種類が変わると、どんなことが変わるのか詳しく説明していきます。

センサーサイズによって変わること

・暗い場所での画質

「光が差し込んでいて、明るい場所」「明暗差が激しくない」などのように、好条件が揃っている場所で写真を撮影した場合、画質の差はほとんどありません。

逆にセンサーサイズに左右されるのが、暗い場所や明暗差の激しい場所で撮影する場合です。

暗い場所で写真を撮ろうと思ったとき、絞りを開けたりシャッタースピードを遅くしたり、ISO感度を上げたりしますよね。

ISO感度を上げると、写真全体を明るくすることができますが、ノイズと呼ばれるザラつきが生じてしまいます。

しかしセンサーサイズが大きいカメラの場合、小さいカメラに比べて発生するザラつきの量が軽減されるため、結果的に写真の画質が良くなります。

・ボケの量

カメラは、焦点距離が長くなるとボケの量が多くなります。

しかしセンサーサイズが小さいカメラは、フルサイズカメラよりもレンズの焦点距離が短くなるため、ボケの量が少なくなる特徴があります。

レンズの焦点距離が短くなる理由については次の章「35mm換算とは」で解説します。

35mm換算とは

35mm換算とは、フルサイズセンサーを基準にした時のレンズの焦点距離のことを指します。
…なんていきなり言われても飲み込みにくいと思うので、少しずつ解説していきますね。

レンズの焦点距離を変えずにセンサーが小さくなった場合、センサーが小さくなっただけ写真内に写る範囲も狭くなります。

具体例を出すと以下の通りになります。

APS-Cカメラに50mmのレンズを付けた場合の画角 = フルサイズカメラに75mmのレンズを付けた場合の画角

つまり、35mmよりも小さいセンサーサイズのカメラにレンズを付けたときに、どれくらいの画角の写真を撮れるのかわかりやすく表記したのが35mm換算になります。

35mm換算の倍率一覧

  • APS-C:1.5倍
  • APS-C(キャノンの場合):1.6倍
  • マイクロフォーサーズ:2倍

各センサーの特徴とメリット・デメリット

35mm(フルサイズ)の特徴

35mmは現在販売されているカメラの基準とされているセンサーサイズで、フルサイズと呼ばれる場合もあります。

カメラメーカーの代表的な機種に使われることの多いセンサーサイズで、CanonやNikon、Sony、Panasonic、RICOH、シグマなどの様々なメーカーが販売しています。

将来的にプロを目指したい・最初から最高品質のカメラを使いたいという人におすすめのセンサーサイズになります。

メリット

  • 画質がいい
  • ボケやすい
  • 販売しているメーカーが多い

デメリット

  • 価格帯が少し高め
  • 機材が大きく、重くなりやすい

APS-Cの特徴

APS-Cは、初心者や中級者の方に使われることが多いセンサーサイズです。

しかしFujifilmなどのようにAPS-Cを主力商品として展開しているメーカーもあり、プロカメラマンに使用されるケースもあります。

画質はスマホや小型のコンデジと比較すると綺麗ですが、暗所などではやはりフルサイズに劣ります。

カメラ本体やレンズの大きさはフルサイズよりは小さいですが、高性能な機種やレンズを求めると大型化していく特徴も。

「画質の良いカメラが欲しいけど、フルサイズは大きすぎる」
「長く使えるカメラで写真を始めてみたい」

上記のように考えている方におすすめなセンサーサイズです。

メリット

  • フルサイズよりも小さい
  • 日中は、フルサイズに引けを取らないくらいの画質になる
  • フルサイズ機に比べて安価

デメリット

  • 暗い場所に若干弱い
  • マイクロフォーサーズよりは高価

マイクロフォーサーズの特徴

マイクロフォーサーズは、Panasonicとオリンパスが共同で開発したセンサーサイズで、カメラ・レンズが小さいことが最大の特徴です。

重量が軽く、価格帯も低めに設定されています。

また可愛いデザインの機種も多いため、初心者やカメラを持って歩き回りたい人にもおすすめ!

防塵防滴機能が完備されているモデルなど、プロ向けに販売されている商品もあります。

明るい場所で撮影した場合は綺麗な写真が撮れますが、暗所や明暗差の激しい場所などの厳しい撮影環境ではフルサイズやAPS-Cに劣ってしまいます。

機材が軽く、ボケにくいため、山岳写真家に好まれることも特徴の一つです。

メリット

  • 機材が軽くなる
  • 安い予算で一式揃えられる

デメリット

  • ボカした写真を撮りたい人には不向き
  • 暗所など厳しい環境での撮影には不向き

まとめ

それぞれのセンサーサイズごとに様々な特徴があり、どのセンサーサイズにしてもメリット・デメリットが存在します。

撮りたい被写体や環境をよく考えて、自分の目的にあったセンサーサイズを選ぶようにしましょう。

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