ソール・ライター展に学ぶ~スナップ超絶テクニック解説~

どーも原田将典です。

ニューヨークが生んだ伝説の写真家 ソール・ライターの展示「永遠のソール・ライター」を見てきました。

正直な感想ですがポートレート撮ってる人もぜひ見に行ってください!!伝説たる所以が分かります!!!

「いいとは聞くけど昔の写真は見ても分からん」「結局撮ってる場所がニューヨークだから、、」と思う人もいるかと思います。

そこで!!

・ソール・ライターってどんな人?

・ソール・ライターのすごい所を写真で解説

・展示を見たうえで、僕が実践したソール・ライター風スナップテクニック!

この3点を紹介します。

ソール・ライターってどんな人??

引用:https://casabrutus.com/art/127301

ざっくりというと、日常にある、ありふれた風景を切り取るスペシャリストです。

有名な言葉ですが

「写真は、しばしば重要な出来事を取り上げるものだと思われているが、実際には、終わることのない世界の中にある小さな断片と思い出を創り出すものだ」

この言葉がすべてを表してる気がします。

生い立ち解説

引用:https://casabrutus.com/art/46037/6

子供のころから絵を描くことが好きで、画家になったライターさんですが、あまり日の目を浴びませんでした。絵の仲間との交流の中で写真を学び、生活するために写真を始めました。

『エル』『ヴォーグ』『ノヴァ』などファッション誌を中心に数多くの雑誌で活躍しますが、仕事が減少し「隠遁生活」へ入っていきます。

その後、表舞台に出てない期間が続きますが、いろんな方の助力のもと展示した写真で世界的有名な写真家として認知されるようになりました。

ソウル・ライターの写真のすごい所!

僕が展示を見てすごいと感じたところは3点!

・近景と遠景の両立(レイヤー分け)

・適切な情報量

・カラーリング

です!

1枚目解説

引用:http://cinefil.tokyo/_ct/17047296

近景として垂れ幕を使い、メインにシルクハットの男性、遠景に雪景色と町の人々。これで写真の立体感を出してます。

大胆に垂れ幕の範囲を多くすることで見せたいもの以外を排除。見せたいものだけに目が行くように配置してます。

色に関しても背景の情報量が多くなりすぎないよう白と黒の対比のみで見せられるような色合いです。

2枚目解説

引用:http://saulleiter-movie.com/gallery.html

こちらの写真も奥行きがもの凄いです笑

鏡の縦線を利用しそれぞれに奥行きをつけています。

ごちゃごちゃしすぎないように顔が写っている人の人数を減らし背景に溶け込ませることで主題が目立つように配置してます。

配色も赤・青・黄色を絶妙に配置してあります。

3枚目解説

《赤いカーテン》1956 年 ソール・ライター財団蔵 © Saul Leiter Foundation

こちらはカーテンレールの隙間を使って視線誘導と情報量の調整を行ってます。

またカーテンレール、ガラスの映り込みと道の人で奥行きを出してます。

上下で2分割の図形を作りながら、逆向きに歩く二人を入れることでドラマを感じられます。

どうでしょう?

ぞくっとするぐらい良い写真ですよね!!!!

これに触発され、学んだことを生かしながら銀座でスナップ撮ってきました!

ソール・ライター風スナップ実践編

1枚目

F2.8 ss125 iso400 焦点距離75㎜

階段の隙間から狙い、歩いてる人以外の情報量を排除!自転車と映り込みでレイヤーを増やす!

2枚目

F8.0 ss160 iso800 焦点距離75㎜

ガラスの反射を利用して手と向かい側の歩いてる人とショーウインドウの花の柄を入れることで立体感を出す。色は同系色の青と紫をミックス

3枚目

F2.8 ss160 iso400 焦点距離75㎜

止まっている車越しに人を入れ枠組みを作る。 そして休憩中の人働いている人で対比

どうでしょうか笑

少しはソウル・ライターっぽく撮れていますでしょうか?笑

実際にやってみた感想

今回僕の写真はTAMRON28-75㎜のズームレンズで撮っています。実際マネして構図を決めると全て75mmの望遠になりました。

ここは予想になっちゃいますがライターさんもおそらく望遠で撮っていたんだと予想してます!!!

次に感想なんですが

見て分かった気になりましたけど実際にやってみるとムズいです。

当たり前ですけど人は勝手に動くのでスピード勝負です。

・露出、色温度を適正にする

・どう切り取ってどう枠組みを作るか考える

・ガラスの透過、反射を使い街中を立体的にとらえて奥行き(レイヤー)作成

・対比できるものを入れる

上記の作業を一瞬でやらないといけないのです!しかもライターさんはフィルムで、、、

展示では実際のネガが飾ったあったのですが、1構図2枚くらいしか撮ってませんでした、、、

凄すぎますソールライターさん、、、

この記事を見てちょっとでも面白そうだなーと思ったらぜひ足を運んでみてください!

それではまたー

 

引用:https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_saulleiter/

著者使用のカメラとレンズ




 

 

 

 

 

 

 

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原田 将典
写真と動画を撮る人/portrait&snap/じっくり見て味わえる写真が撮りたい

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