【AIの力で劇的変化!】ルミナー4レビュー

こんにちは、Ken Tanahashiです。

前回ルミナー3のレビュー記事を書きましたが、今回は新しく登場したルミナー4についてレビューしていきたいと思います。

AI搭載の写真編集ソフト 驚くべき効果を発揮するルミナー3を使ってみた

 

今回特に注目すべき新機能は「AI・スキンエンハンサー」「ポートレートエンハンサー」「AI・リプレースメント」という機能です。


photo by Quim Perelló

「AI・スキンエンハンサー」「ポートレートエンハンサー」を使用。

 


photo by 

「AI・リプレースメント」を使用。

 

詳しくは後ほどご説明します。

 

ルミナー4とは

前回の記事でも説明しましたが、もう一度おさらいしておきましょう。

Luminar(ルミナー)は米国 SKYLUM(スカイラム社/米国ワシントン州)で提供しているRAW現像・画像編集ソフトです。

AI(人工知能)による補正機能を搭載することによってプロレベルの仕上がりに近いイメージを短時間で作ることができます。

 

ルミナー4では編集方法がより使いやすいUI(ユーザーインターフェース)に進化

ルミナー3の編集方法

ルミナー3では以下の画像のように使いたい機能(フィルター)をワークスペースに加えていくことで必要な項目だけ編集していくという方法が特徴でした。

あらかじめ用意されているパラメータを上から順に動かしていくLightroom(以下Lr)とは違った編集方法で差別化されていました。

ルミナー4の編集方法

しかしルミナー4では編集方法が変わりました。

ルミナー4では主に4つに分類されたアイコンをクリックして、その中に収納されている各ツールを使って編集する方法に変わりました。

4つの項目に分類されたアイコンは左から
・エッセンシャル
・クリエイティブ
・ポートレート
・プロフェッショナル

収納されている各ツールは以下の通りです。
Lightroomと被っている項目がほとんどですので、現在Lrをお使いの方もスムーズに移行することができると思います。

 

編集したい項目を開くとパラメータが表示されます。

 

さらに詳細に編集をしたい場合は【詳細設定】クリックします。
すると以下のように詳細編集用のパラメータが表示されます。

項目ごとにブラシ放射状マスクを使ってマスクを作成することができます。
部分的に詳細に編集をしたい方に向けた便利な機能も備わっています。

 

以下の写真の空の範囲をマスクを使ってカラーの編集をしてみます(わざわざマスクを使う必要はないのですが。。。笑)。

photo by 

 

マスク編集画面に切り替わりますので、ブラシで編集したい範囲を塗りつぶします。

赤色部分がマスク範囲です。

 

ブラシで選択範囲を決めて完了すると、カラーと書いてある横の小さい枠の中にマスクが表示されます。
以下のようにパラメータを調整しました。

 

このようにマスク機能を使いこなすことで部分補正ができるようになります。

 

履歴を残せる

ルミナーはツールを使った全ての操作が履歴として残るので、編集を進めてミスがあったり上手くいかないときは戻りたい項目をクリックすると簡単に後戻りできます。

 

レイヤーを重ねることができる

ルミナー4ではルミナー3に引き続きレイヤー機能がついています。
これはLightroomには搭載されていない機能です。

レイヤー機能を使うことでより柔軟に編集することができます。

 

編集画面右上のアイコンからレイヤー画面を開きます。

一番下に表示されているDSCF0135.RAFが元の写真です。

 

試しにレイヤーを1つ追加してみます。
レイヤー名をトーンカーブに変更しました。

 

あとは普段どおり編集していきます。
追加したレイヤーを選択した状態で、エッセンシャルに飛んでトーンカーブを編集します。

 

レイヤーの表示・非表示は左上のチェックボタンで切り替えることができます。

 

そしてもう一つ、レイヤーにはブレンド機能がついています。
デフォルトはNormalです。

 

今回はブレンドをScreenに変えてみます。

全体的に明るく変化しました。

このようにレイヤーとブレンド機能を使うと編集の幅が広がります。
レイヤーごとにマスクの編集もできますので、風景やポートレートの編集ではパーツごとにレイヤー管理をするなんてこともできます。

 

基本的な機能の紹介は以上です。
お待たせしました。ここからは目玉機能の説明に入ります。

 

これからはAIで肌補正の時代

ルミナー4では「AI・スキンエンハンサー」「ポートレートエンハンサー」というポートレートを撮る方に向けた強力なツールが追加されました。

 

まずは以下の写真をご覧ください。

photo by Quim Perelló

さてこの写真の編集にかかった工程はどのくらいでしょう?

「AI・スキンエンハンサー」量パラメータをスライドさせただけです。

AIスキンの欠陥の除去にチェックをいれるとほくろやにきびなどを除去してくれます。
使った感じでは完全に除去とまではいきませんでしたが、薄くなりました。

 

さらに細かく調整したい場合は「ポートレートエンハンサー」という機能を使います。

 

フェイスライト: 顔を明るくします。レフ板や照明で顔を照らしたような効果が得られます。

 

赤目除去:人物の目が赤くなったのをとり除きます。

 

アイホワイトニング:白目の部分をより白くします。白い部分を明るくしていく感じです。

 

アイエンハンサー:目のひとみを明るく強調していきます。

 

ダークサークルの除去:目元のクマや影の除去

 

スリムフェイス:顔の輪郭を細くします。

 

目を大きくする:文字通り目を大きくします。少し強調させただけでも効果がありそうです。

 

眉毛の修正: 眉を太く濃く調整していきます。

 

唇の彩度:唇の彩度を上げていきます。

 

唇の発赤:唇に赤いリップを塗ったような効果を与えます

 

唇が暗くなる:唇を暗くします。

 

歯のホワイトニング: 歯を白くしていきます。

 

「AI・スキンエンハンサー」「ポートレートエンハンサー」を使えばここまで簡単に肌補正を行うことができます。

Luminar Looks

Luminar Looksとは

ルミナー4にはLuminar Looksという機能がついています。
Luminar Looksとは簡単にいえばプリセット機能のことです。プロ監修のクオリティが高いイメージが揃っています。
これらのプリセットを使えば初心者でもとても素晴らしいイメージに仕上げることができます。

Essential、Street、Landscape、Portrait、Lifestyle、Dramatic、Aerialの7つのカテゴリーに分かれていて、
豊富なプリセットが60種類以上もあります。

 

Luminar Looksの実例

では実際にLuminar Looksをつかってみます。

この写真をベースにいくつかPortrait(ポートレート)用のプリセットを適用してみます。

Photo by Flavio

 

Luminar LooksからPortraitカテゴリーを選んで、
Dreamy Portraitプリセットを選択。

 

Street matteプリセットを選択。

 

B&W Portraitプリセットを選択。

自分のイメージに合ったプリセットを利用することでよりはやく仕上げれるようになります。

 

LUT(ルックアップテーブル)

LUTとはルックアップテーブルの略で、主に映像制作時に使われる技術です。
ルミナーでは標準でLUT機能を使用することができるため、簡単にシネマ風やフィルム風の仕上がりを楽しむことができます。

現像があまり得意じゃない方でもLUTを使えば簡単に雰囲気のある写真に編集することができます。

デフォルトではCINEMATIC TONIG、クリエイティブ、クロスプロセス、PORTRAIT TONINGの4つのカテゴリに分類されていて40種類以上のLUTが用意されています。

実例を見ていただきましょう。

CINEMATIC TONIG / Los Angeles


Photo by てっぺーさん(@teppei_photo)/ model 内山田ノビタ

 

クリエイティブ / Grace

 

CINEMATIC TONIG / Riverside
 


Photo by てっぺーさん(@teppei_photo)/ model 内山田ノビタ

 

PORTRAIT TONING / Sina

 

クロスプロセス / Tokyo


Photo by C平@c_flat_text)/ model suu_u (@soonononono)

 

PORTRAIT TONING / Venus

 

CINEMATIC TONIG / Santa Barbara


Photo by C平@c_flat_text)/ model suu_u (@soonononono)

 

クリエイティブ / Manhattan


 

LUT機能は外部ファイルを読み込むことができます。
LUTファイルはネットで探せば有料/無料問わず大量に見つけることができます。

ルミナーの公式サイトのLuminar MarketplaceというページでもLUTファイルを購入することができます。

 

「AI・リプレースメント」

AI・リプースメントを簡単に説明すると空の合成機能です
ルミナー 4にはあらかじめさまざまな空のパターンが用意されています。

操作は簡単です。空のセレクションから好きな空を選択するだけ。

photo by 

 

カスタムの空画像をロードから自分が撮影した空の素材を追加することもできます。

気になるお値段は

ルミナー4はadobe製品のLightroomとは違って、月額課金ではなく永久ライセンスとなっております。

つまり1度ソフトを買ってしまえば永久に使い続けることができます。

Luminar4の本体価格は10650円ですが、今なら「インスピレーションLooks」というプリセット集とセットで10700円で購入できるのでかなりお得です。

 

無料で7日間利用できるデモ版も用意されていますので、まずはダウンロードして使用感を試してから購入されることをオススメします。

ルミナー製品ページは以下から!

ルミナーの欠点

ルミナー3のレビューでも同じことを書いたのですが、

相変わらず動作が重い…

これが唯一の欠点だと思います。

まとめ

今回ルミナー4を実際に使ってみて、より洗練されたインターフェース、革新的な新機能の数々には驚くばかりでした。

特にポートレートのために開発されたAI技術の登場によって今まで時間がかかっていた肌補正が素早く、そして簡単に行うことができるようになったのは流石はルミナー!と思わされました。

以上ルミナー4のレビューでした。皆さんも是非お試しあれ!

 

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KenTanahashi
Photographer,CG Designer / 日常スナップやストリートフォトが得意です。Photoshop歴10年。カメラや写真、現像レタッチについての情報を発信します。

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